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女性検事に“性的暴行”か 元検事正の“直筆書面”公開

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 被害を訴える女性検事にあてた直筆の書面が公開されました。書かれていたのは。

元検事正の直筆とされる書面 「今回の事件は大地検の検事正による大スキャンダルであり、発覚した場合、私のみならず検察組織に対しても強烈な批判があることは明らかです。私のためというよりもあなたも属する大阪地検のためということでお願いします」

 元大阪地検のトップが口止めを要求してきたとされる直筆の書面です。

被害を訴える女性検事 「私は大切な組織や職員を人質にされ、北川(被告)の言うような事態になることが恐ろしすぎて被害を訴えられませんでした」

 元大阪地検の検事正・北川健太郎被告(65)は2018年9月、酒に酔って抵抗できない状態の部下の女性検事に性的暴行をした罪に問われています。

 初公判で北川被告は起訴内容を認めたものの、その後一転、同意があったと思ったとして無罪を主張する方針です。

 事件からおよそ1年後、北川被告から送られてきたとされる書面には、告発を抑え込もうとする生々しい言葉がつづられています。

元検事正の直筆とされる書面 「これでおまえも俺の女だといったことは記憶しています。事件が公になった場合、私は絶対に生きてゆくことはできず、自死するほかないと考えている。決意しているということです。ご主人に本件を打ち明けて、弁護士を依頼するという件は何とか思いとどまっていただけないでしょうか」

被害を訴える女性検事 「検察の使命は、真相解明のために捜査公判を尽くすことであり、それが被害者の尊厳や正義の回復、犯罪の厳正な処罰、治安維持につながります」

 女性検事は、第三者委員会を設置し、事件発覚後の検察の対応について徹底的に検証すべきだと訴えています。

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