参議院選挙で各党は何を訴えているのか、シリーズでお伝えします。11日は参政党と日本保守党です。
参政党は「日本人ファースト」を掲げて保守の票を中心に支持を集め、一定の存在感を見せています。
参政党 神谷代表 「日本国を強くすること、日本人を豊かにすること、日本人を安心させることが第一です。それをファーストにやると言っているんですよ」
ANNが今月行った参院選に関する調査では、比例の投票先として3位に浮上しました。
SNS上では特に外国人の受け入れを巡る問題が話題を集めています。
一方で、3日の街頭演説では、神谷代表が「高齢女性は子どもが産めない」と発言し賛否を呼びました。
目標は、単独で法案を提出できる10議席以上と強気で、少数与党で不安定な政局のキャスティングボートを握りたい考えです。
日本保守党 百田代表 「日本はね、本当に壊れかけです。本当に壊れかけというかね、壊されかけといった方が正しいかもしれません。今の自公政権では本当に日本は10年後どんな国になっているのか」
日本保守党は、百田代表自らが立候補し、党のシンボルカラーである青いタオルを巻いてアピールします。
「食品の消費税率ゼロ」を掲げるほか、「日本の誇りを取り戻す」として保守の票の取り込みを狙いますが、比例の投票先として1.4%にとどまっていて、今後の広がりが課題です。
百田代表の知名度を生かして票を集め、参議院での保守党初の議席獲得につなげたい考えです。