東京都内で撮影された「しゃもじ」のような巨大建造物、その正体は。
SNSに上がった1枚の写真。そのシルエットは、まるで空に向かって伸びる「巨大なしゃもじ」です。
撮影者 「普段、通ってる場所なんですけど、いきなりでっかい灰色のものが出て何かと思って突然、ゲームとかアニメの世界に入ったような異様な雰囲気でした」
この建造物に地元の人も…。
地元の住民 「遠くに見えたんで、あんな建物ないのに不思議だねって。明るくなって見たらそういう状況だったからびっくりした」
一体そこに何があるのか、その場所に行くと…。
実はこれ、送電をするための鉄塔なのです。東京電力によりますと、メンテナンスのために防護ネットを付けていたということです。
このエリアでは順次、メンテナンスが進められていて、他の鉄塔でもこの光景を見ることができます。
地元の住民 「高圧線がずっと向こうにいってるけど、(防護ネットは)向こうから順番にやってる。1週間おきぐらいの間隔で次々にいってる」
東京電力は安全確保のため、作業をしている区画には近付かないように注意を呼び掛けています。