江戸時代から続く富山の秋の風物詩、「おわら風の盆」が富山市八尾町で始まりました。
おわら風の盆は、立春から数えて二百十日に合わせて毎年9月1日から3日間にわたって行われる伝統行事で、風の災害を防ぎ五穀豊穣を願うものです。
三味線の旋律に胡弓の音色が合わさり、太鼓が拍子を刻むなか、編み笠をかぶった男女が三日三晩、唄と踊りを繰り広げます。
今年、富山市はニューヨークタイムズの「2025年に行くべき52カ所」に選ばれたことから、海外からの観光客の姿も多く見られました。
「素晴らしい祭りです。良い感じです」 「阿波踊りと同じような編み笠をしてるけど、阿波踊りと違う良さがあります。優雅に踊っていて良かったと思います」
江戸時代から続く歴史ある音色に乗せて富山に秋の訪れが告げられます。