釧路湿原周辺で建設中のメガソーラー施設で森林法違反の疑いがあることが分かり、北海道は工事の一部中止の勧告を検討しています。
日本エコロジーは、国の特別天然記念物のタンチョウなど希少生物が生息する釧路湿原周辺の土地にメガソーラー施設を建設しています。
森林法では太陽光発電施設の建設で0.5ヘクタールを超える森林を開発する場合には北海道からの許可が必要ですが、関係者によりますと日本エコロジーは許可を申請せずに工事を進めているということです。
道の調査では開発面積が0.5ヘクタールを上回っていることが明らかになっていて道は今後、森林法が適用される一部区域での工事中止を勧告することも検討しています。
日本エコロジーはANNの取材に対し「事実確認を進めたい」としています。