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「今こそ日本は国家承認を」駐日パレスチナ大使が会見

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 今月開かれる国連総会でイギリスやフランスなどがパレスチナの国家承認を表明する方針を示すなか、駐日パレスチナ大使が「今こそ日本政府はパレスチナの国家承認をするべき」と発言しました。

駐日パレスチナ常駐総代表部 ワリード・シアム大使 「次のステップに進むべき我々は、日本にパレスチナの国家承認をするよう求める」

 駐日パレスチナ代表部のシアム大使は2日午後に都内で会見し、「日本は歴史の正しい側に立つ時で国家承認が遅れるたびに人々の命が奪われる」などと述べ、日本政府にパレスチナを国家として承認することを求めました。

 日本が国家承認することは「平和国家としての名誉ある遺産」になると強調したうえで、「パレスチナ人にもイスラエル人にもそして地域にとっても最も良い安全保障になる」と主張しています。

 一方で、政局の変化やトランプ関税など国内外の課題を念頭に「日本は厳しい時間を過ごしている。決断を先延ばししたいことは理解している」と譲歩する姿勢も示しました。

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