ヨーロッパ各国で相次いでいる国籍不明のドローンの領空侵犯について、ウクライナのゼレンスキー大統領は「影の船団」から発進されていると指摘しました。
ゼレンスキー大統領は28日夜のビデオ演説で「ロシアは国連総会が開催されている間にも毎日、毎時間、ウクライナへ攻撃を続けていた」と批判しました。
さらに「ロシアがドローンの発進と制御にタンカーを使用しているとの情報がある」と述べました。
石油輸出に対する制裁を逃れる、ロシアのいわゆる「影の船団」のタンカーがヨーロッパ各国で相次ぐドローンの領空侵犯に関与していると指摘しています。
そのうえで「これはバルト海をはじめとする海域からロシアのタンカーを締め出すべきさらなる証拠だ」として、ロシアに対する新たな制裁が必要だと訴えました。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2025