卵の価格が年末にかけて例年よりも高い水準で推移する見通しであることが分かりました。
卵の生産者で構成される日本鶏卵協会は25日、来年上半期にかけての卵の需給の見通しを示しました。
去年の秋から今年の初めまでの鳥インフルエンザで、全国で卵を産む鶏のおよそ6.5%に相当する841万羽が殺処分されたため、年末までの卵の供給量は去年を下回るとみられるということです。
このため、需要が最も高いシーズンに価格は例年より高い水準で推移することが予想されるとしています。
年明けからは生産量が回復し、値下がりする見通しだということです。
ただ、鳥インフルエンザが今年、再び流行すれば供給量は回復せず、再び値上がりする可能性もあるとしています。