自民党の高市総裁は日本維新の会の吉村代表、藤田共同代表と会談し、21日に召集される臨時国会での協力に向け、連立も視野に16日から政策協議を始めることで合意しました。
自民 高市総裁 「本音ベースで、首班指名(総理大臣指名選挙)のご協力、それも一緒に政権を担っていただく、連立含みのご協力をお願いしたいということを率直に申し上げました」
維新 吉村代表 「高市新総裁が熱量も含めて本気度も含めて判断をいたしましたので、私どもも本気でぶつかっていくということになります」
日本維新の会の吉村代表は、政策協議がまとまれば21日にも行われる総理大臣指名選挙で日本維新の会として「高市早苗」と書く考えを示しました。
政策協議は、自民から高市総裁と小林政調会長、維新から藤田共同代表と斉藤政調会長が出席し、16日午後、スタートします。
副首都構想や社会保障改革に加えて政治とカネの問題や憲法改正など幅広いテーマについて議論する見通しです。
高市氏は、副首都構想について「両党の議員立法で出せるので協議体を作って来年の通常国会を目指してやっていく」と強調しました。