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高齢者施設の空気注入2人殺害事件 元職員の初公判「殺害していない」

社会

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 茨城県古河市の高齢者施設で、入所者2人の体内に空気を注入して殺害した罪などに問われている元職員が、初公判で殺人の罪を争う姿勢を示しました。

 赤間恵美被告(39)は2020年、勤務していた古河市の高齢者施設で、入所者の男性2人の体内に空気を注入して殺害した罪などに問われています。

 10日の初公判で「空気を注入していません。殺害していません」と、殺人について無罪を主張しました。

 その後の冒頭陳述で、検察側は「男性の死亡後に、もともと不審に思っていた看護師が赤間被告のトートバッグの中を確認したところ、シリンジが2本出てきた」と指摘しました。

 弁護側は「男性は心臓の病気で亡くなった」と主張しました。

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