老朽化などにより廃止か存続かで揺れていた高松市の市民プールについて市は19日、大規模な修繕が必要になれば廃止する方針を示しました。
高松市立市民プールはこれまで市の公共施設の再編整備計画で2021年までに廃止を検討していました。しかし、市民からは存続を求める署名が提出されるなど反対の声が上がっていました。 市が行ったアンケート調査では約6割の人が市民プールを「必要・どちらかといえば必要」と回答しました。しかし、8割以上の人が過去3年間利用しなかったと答えていました。
また、大規模な修繕をしても赤字運営になることなどから市は「現状のまま継続するが、安全の確保または運営する上で支障がある修繕が必要になれば廃止する」という方針を示しました。
廃止した後は更地にし、県に土地を返却するということです。