3月、高松東警察署が、容疑者の名前などが入った内部資料を誤って流出させていたことがわかりました。資料は新聞の折り込みチラシとともに一般家庭に配られていました。
香川県警によると、流出したのは、犯罪統計に関するデータベースの一部で、2枚の資料に容疑者の名前や被害にあった5つの法人名などが書かれていました。 3月13日に高松東警察署の女性署員が、データベースの情報を確認するために2枚を印刷したところ、同じ時間帯に同じプリンターで印刷していた警察官募集の折り込みチラシ2400枚の中に混ざりました。
資料は、5日後、新聞の朝刊とともに高松市の家庭に配達されました。気付いた住人の知人が警察に持ってきたため、1枚は回収しましたが、もう1枚は見つかっていません。
香川県警は、容疑者と被害者に謝罪するとともに再発防止に努めるとしています。