30日、岡山市の病院にベトナムの病院から新型コロナウイルス感染予防のための防護服などが寄贈されました。
岡山市北区の岡山済生会総合病院では、簡単なセレモニーが開かれ、院長らがカメラに向かって「足りなくて困っていました。大切に使わせていただきます」とベトナムの関係者にお礼を述べました。 ホーチミン市にあるベトナム175軍病院から受け取ったのは医療用防護服のセット1000組と、フェイスシールド500個です。
今回は、防護服などの入荷の見込みが立たないことから、岡山済生会総合病院がベトナム側に相談し寄贈が実現しました。2つの病院は、2015年に協定を結んでいて、ベトナムからの医師の研修受け入れなどをしてきました。
(岡山済生会総合病院/塩出純二 院長) 「物資との兼ね合いでどれくらい患者さんを受けれるか、いつも計算しておりますけれども、このたびの贈り物は大変ありがたいですね。大切に使わせていただきます」