南海トラフ地震によって発生する津波を想定し、四国地方整備局などが連携を確認する訓練を行いました。
訓練は高知県室戸沖を震源とした大きな地震が発生し、高知市で16メートルの高さを記録する津波が発生した想定で行われました。
まず、被災情報を四国地方整備局で一元化して共有します。
ヘリコプターやドローンを使って撮影した上空からの映像や、車で走行しながら撮影したものを配信できるCar-SAT(カーサット)の映像を見て現場の状況を確認しました。
(四国地方整備局/野本粋浩 統括防災官)
「すごく大きな、たくさんの機関が関係します。同じ情報を共有して、同じ方向を向いてやっていこうということで連携していくということは非常に重要な課題だと思ってます」
また、被害が大きいとされる高知県と高知市では、地図を使って被災状況を確認するなどして、迅速かつ効率的に浸水を解消するための訓練も行いました。