香川県三豊市は10月、市庁舎の一部を大幅にリノベーションして、職員が自由に座席を選べるフリーアドレスを導入するなどのオフィス改革を行いました。
職員約80人が働いている三豊市役所本庁舎の2階フロアです。
課長以下の職員は登庁すると課の中で自由に席を選びます。この「フリーアドレス」は、職員同士のコミュニケーションを円滑にすることが目的です。
また、新しい事務机には引き出しを設けず、文書を保管するキャビネットも大幅に削減することでペーパーレス化を図りました。
キャビネットを減らして作ったスペースには、ミーティングブースや1人で集中できる席を設けて業務効率を高めます。
(三豊市の職員は―)
「職員の中だけでこの効率化が図れたというのではなくて、どういうふうにこれを市民サービスにお返ししていくかが、今からすごく重要だなと思っています」
三豊市は検証を重ねながら、来年度以降は他のフロアでも段階的にオフィス改革を行う方針です。