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小学校で「ひけた鰤」の解体ショーと試食 冬の味覚が旬迎える 香川・東かがわ市

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 瀬戸内の冬の味覚が旬を迎えます。香川県のブランド魚である「ひけた鰤」の解体ショーと刺身の試食が地元の小学校でありました。

 香川県では、東かがわ市の引田で養殖された重さ4kg以上のブリを「ひけた鰤」というブランドで出荷しています。地場産品を小学生にも知ってもらおうと、特別授業として東かがわ市が企画しました。

 引田小学校では、25日朝に水揚げされた、全長70cm、重さ約5kgの「ひけた鰤」が登場しました。地元で魚を販売する、六車庄一さんが、3年生の児童24人を前に解体ショーを行いました。

 大型のいけすで養殖する「ひけた鰤」は、運動量が多く引き締まった身が特徴で、香川県だけでなく京阪神でも販売されています。六車さんは、手早くひけた鰤をさばき、お刺身用に切り分けて、子どもたちにふるまいました。

(記者リポート)
「新鮮なお刺身を子どもたちはひとり4切くらい。あっという間に完食してしまいました」

(児童は―)
「とれたての新鮮な味」
「最初は苦手だったけど、食べられるようになってよかった」
「柔らかい食感でぷにぷに。それがおいしい」

 「ひけた鰤」は2022年は、春に養殖の稚魚が十分に調達できなかったため、例年に比べると生産量は少ないそうです。また、えさ代や、燃料費高騰の影響で値段は例年より少し高いそうです。

(ソルトレイクひけた/六車庄一 所長)
「残念ながら今年は出荷式がなかったので、この機会に生徒さんに食べていただいてうれしく思っています」

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