岡山と香川の話題のグルメを紹介するほっとマルシェです。このところ香川はもちろん岡山でも、独自の進化を遂げた個性派のうどんが続々と登場しています。 岡山から、瀬戸内に春を告げる魚、「サワラ」の「だし」で味わう「うどん」を紹介します。
岡山市中区の「うどんのまるえん」は2021年の「ミシュランガイド」に掲載された人気のうどん店です。
一番人気のメニューがかき揚げやサワラのフライ、ナスの揚げびたしなどがセットになった「まるえんランチ」(1400円)です。「うどん」は「かけ」か「ぶっかけ」が選べて、さらに無料で大盛にもできるんです。
(うどんのまるえん/山本晃オーナー)
「満足してもらおうと思ったら、気が付いたらこんなボリュームになっていました。天ぷらに自信があるので、それをたくさん召し上がって欲しいなという気持ちで作っています」
そして味のベースになるのが「サワラの煮干し」です。
(うどんのまるえん/山本晃オーナー)
「(サワラの)煮干しがあるというので、仕入れてみて、これはうまいぞと」
「サワラの煮干し」でとった琥珀色の「サワラだし」は上品でまろやかなうまみが特徴。こだわりの自家製麺にもよく合います。
(うどんのまるえん/山本晃オーナー)
「国産小麦100%で、ちょっと太麺、もちもちのおうどんで、できるだけつるつるにならないようにしているんですよ。だしと絡むように。サワラだしを楽しんでほしいので」
かき揚げを浸けてもおいしさは抜群! 「煮びたし」や「だし巻き玉子」にも「サワラだし」が使われていて料理にも万能なんだそうです。そんな「サワラだし」は店頭の自動販売機で買うこともできます。
そして「冷たいうどん」もこれからの時期におすすめです。
(うどんのまるえん/山本晃オーナー)
「温かいのと冷たいので(うどんつゆの)味付けは一緒なんですよ、なのにすごく(味の)表情が変わるんですよ。なんて言えばいいんだろう、皆さん食べに来てください」
ほかではなかなか味わえない「サワラだし」のうどん、ぜひ体験してみてください!