さまざまな事情で学校に通えなかった人が、高松市の「夜間教室」で学び直しを始めました。
不登校などさまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった人の学び直しの場として高松市が毎年開いているもので、2025年で4年目の開講です。
講師や学習支援ボランティアの12人が受講生をサポートします。
(受講生[21])
「実際に学校で身につけていないところがまだまだあったので、一生懸命勉強しようと思って(夜間教室に)来ました」
教室は月に2回ほどのペースで全16回、無料で開かれ、小学校、中学校で習う国語や算数など7科目を学ぶことができます。
2025年度は高齢者や外国籍の人など9人が受講していて、さっそく算数を学んでいました。
市の教育委員会は15人の定員に達するまで募集を続けています。
(高松市教育委員会 生涯学習課/佐々木啓明 課長)
「幅広い世代の学ぶ意欲や『知りたい』という、いわゆる学び直しの機会を市民に提供する(のが目的)」