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高額療養費制度 長期の治療を受ける患者負担は「据え置く」 石破総理

政治

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 高額な医療費を抑える「高額療養費制度」の見直しを巡り、石破総理大臣は長期の治療を受ける患者の負担を現行額のまま据え置くと説明しました。

自民党 牧島かれん氏 「厚労省は高額療養費制度見直しの修正を発表されました。その趣旨について、まず冒頭ご説明をいただきたいと思います」

石破総理大臣 「今般、高額療養費に年4回以上、該当される方の自己負担額の見直しを凍結し、据え置くことを政府として決断をさせていただきました」

 石破総理は高額療養費の総額は医療費全体の倍のスピードで伸びていて、制度の持続可能性を考えると自己負担の上限額の引き上げ自体は必要だと述べました。

 そのうえで1年に4回以上、該当する長期間治療の人に対する引き上げは凍結し、「負担額は変わらない」と強調しました。

 一方、立憲はがん患者団体などの声を聞いたうえで、自己負担額の上限引き上げを凍結するよう求めました。

 石破総理は「当事者のご意見を十分に聞く努力はさらにすべきだった」としたうえで、「政府として誠心誠意対応したのが今回の結論だ」と理解を求めました。

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