トランプ大統領が自動車や鉄鋼などへの関税の引き上げを打ち出したことを受け、武藤経産大臣が来月上旬にも訪米し、日本の除外などを申し入れることが分かりました。
政府関係者によりますと、鉄鋼・アルミニウム製品に25％の追加関税が発動する来月12日までに、武藤大臣が訪米し、ラトニック商務長官らと会談する方向で調整に入っています。
日本が投資や雇用などで貢献しているとして日本製品を対象から外すよう求める方針です。
それに先立ち経産省の幹部が週内にワシントンを訪れ、事前調整に努めることも分かりました。
トランプ氏は自動車への関税も25％に引き上げるとしていて、政府関係者は「政権として耐えられない」と話すなど危機感を強めています。
