石破総理大臣はIAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長と面会し、原発処理水の海洋放出の根拠となる科学的調査など復興への協力に対し感謝を伝えました。
石破総理大臣 「アルプス処理水の海洋放出をはじめとする東京電力福島第一原子力発電所の廃炉を含む、福島の復興に向けたプロセスへの歩みへのご協力、心より感謝申し上げます」
グロッシ事務局長は、毎年のように日本を訪れていて、今回は「福島での活動のフォローアップのためだ」と説明したうえで、日本とIAEAの協力は重要だと強調しました。
IAEAは、19日から21日の日程で福島第一原発の処理水のモニタリング調査を実施していて、原発近くの海水や福島県沖の水産物の安全性の検証などを進めています。