アメリカのコロンビア大学で反イスラエルデモを主導したとして逮捕されたパレスチナ人の元大学院生の強制送還に反対する抗議デモがニューヨークで行われました。
イスラエルのガザ侵攻に抗議する大規模デモを「ハマスと連携して主導した」として逮捕されたコロンビア大の元大学院生、マフムード・カリル氏は、トランプ政権によって永住権を剥奪され、強制送還の対象となっています。
ニューヨークの連邦地裁が強制送還を一時的に差し止めたものの、移民当局によって2000キロ以上離れたルイジアナ州の収容施設に移送されました。
12日に裁判所で開かれた審理で、弁護団との一日一度の電話連絡が認められましたが、身柄がどうなるかは今後の裁判次第です。
抗議デモの主催者 「逮捕の狙いは私たちの口封じでしょうが、黙らせることなどできません。むしろ、この運動を大きくするだけです。トランプ大統領はやり方を間違えました」