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“伝説の池”枯らした犯人はイノシシ!?

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 雨乞いの神事などが行われ、地元の人たちに愛された伝説の池が消滅の危機となっています。その原因は。

■“伝説の池”枯らした犯人は?

 向かったのは博多駅から車で30分ほど行ったところにある福岡県の四王子山。玄界灘を一望することができる四王子山には、大野城跡という1300年以上前に作られた国の特別史跡の“山城”が残されています。

 そして、城と同じく1300年以上前に人工的に造られたとみられるのが“伝説の池”の鏡ケ池です。

 鏡ケ池は水源がないにもかかわらず、どんな渇水期でも枯れないといわれ、ここで雨乞いが行われたとも伝えられています。

 そんな“伝説の池”が…。

 直径5メートルほどのくぼ地には水たまり程度の水しか残っていません。約20年の写真と比べてみると、水の量が明らかに減っているのが分かります。

地元の人 「(水は)もうちょっとあったかな。水鳥みたいなのが2羽ぐらいいた時もあった」 観光客 「本当に池なのか、たまたま雨上がりで水がたまっているのか、ちょっと分からない。パッと見では。枯れないということはどこかに水源があるはずなので、水脈が何かの形で変わっているのか」

 異例の猛暑や台風の影響なのでしょうか。史跡の管理を行う福岡県庁の担当者に聞いてみると…。

福岡県文化財保護課 下原幸裕係長 「泥がヘドロみたいにたまっているところに加えて、イノシシも中に入りやすくなって池のふちをどんどん掘り返して」

 なんと、“犯人”はイノシシの可能性が高いといいます。イノシシがどうして池の水を枯らしているのでしょうか。

福岡県文化財保護課 下原幸裕係長 「こちらの方ではぬた場と言って」

 「ぬた場」とはイノシシが泥浴びをする場所のことで、泥浴びをすることで土手が崩れて水位が下がっている可能性があるといいます。

福岡県文化財保護課 下原幸裕係長 「泥を体に付けて雑菌やダニを予防するためにしているが、それで掘り返したりして、泥が中にたまっているような状況」

 県はこれ以上、イノシシに荒らされないための対策を検討していきたいとしています。

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