講師は世界を股にかけるライダーです。バスやタクシーの運転手に安全意識を高めてもらおうと、岡山市のバス会社が講習会を開きました。
講師を務めたのは、プロライダーでモータージャーナリストの柏秀樹さんです。
(講師/柏秀樹 さん) 「車は下からも上からも来ますから。二次災害をまず防ぐ、それから傷病者をちゃんと助ける」
講習会は下電観光バスがおととしから行っています。柏さんは緊急時は発炎筒をありったけたき、周りの車に知らせることが重要だと話しました。
また、運転の姿勢については肩甲骨がシートから離れないように座ることで、いざという時に腕を伸ばしてハンドルを切ることができると話しました。 11日は、バスやタクシーの運転手26人が参加。参加者は初心に返って自分の運転を見直していました。
(運転手歴26年/参加者は―) 「運転ポジションが自分勝手なポジションになっている場合が多いので、見直さなければと思いました」