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被災者の移動手段に…倉敷市が無料循環バス運行 周知不足?初日は利用ゼロ

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 倉敷市は、浸水被害にあった真備地区内の移動を支援するため、無料の循環バスを1日から運行しました。

 倉敷市が無料で運行する循環バスは、午前8時に避難所の一つ、倉敷市立薗小学校から出発しました。  1日4便を運行し、避難所の岡田小学校やまび記念病院、真備支所などをまわり、薗小学校が終点です。

 市は、車がなく、移動手段がない避難者や、真備地区に住む人に生活の足として利用してほしいと運行を始めました。  市がタクシー会社に委託して運行していますが、委託費用は非公表です。

(避難者はー) 「車がないからね。できたらそう(利用)したい」

 ただ事前の周知が不十分だったのか、こんな声も聞かれました。

(避難者はー) 「なんかさっきチラッと聞きましたけどね、場内アナウンスがあったから。支援バスというのがルートも分からんし時間も分からんし」

 初日の利用者は0。一人もいませんでした。

 市はルートを決めるにあたり避難所でヒアリングし、ニーズ調査を行った上で運行を始めたとしています。今後は運行しながら、避難所への周知を強化し、ルートの見直しも検討したいとしています。

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