ウィズコロナ、アフターコロナの新たな観光スタイルを提案します。ホテルのような設備やサービスを利用しながら自然を堪能できる「グランピング」事業にJR西日本が乗り出しました。
青い海に、豪華な食事。JR西日本が25日、販売を始める旅行プラン「SETOUCHI GLAMPING」です。
倉敷市の鷲羽山下電ホテルの敷地内に設置されたテントには、キャンプ用品や食事が用意されていてアウトドア初心者も気軽に楽しむことができます。
(記者リポート) 「中に入ってみると大変広くて内装も豪華です、さらに海が近く、こちらに座って景色を眺めることもできます」
テントには最大6人が泊まることができ、大人料金はJRの乗車券などとセットで1人1泊3万円からです。 新型コロナウイルスの影響でJRやホテルの利用が落ちこむ中、首都圏や関西圏から旅行客を呼び込むのが狙いです。
(JR西日本岡山支社/平島道孝 支社長) 「コロナの影響でお客様のニーズの多様化、なお一層深まっている。新たな旅のスタイルを提案できるんじゃないかと」
(下電ホテル/永山久徳 社長) 「グランピングやキャンプというのは3密とは一切無縁。是非ゆっくりと自分を見つめ直す時間を味わっていただきたい」
(記者リポート) 「瀬戸内海を周遊できるクルージングも体験できます、下から瀬戸大橋を見上げるととても迫力があります」
約30分のクルージングでは瀬戸内の「多島美」を堪能できます。 また無人島でのフィッシングやビーチヨガなども体験できます。
JR西日本の新しい旅行プラン、「SETOUCHI GLAMPING」は25日から2021年1月17日まで旅行会社や下電ホテルを通じて購入できます。