鳥インフルエンザの発生が相次いでいる三豊市が、香川県や国と今後の対策を協議しました。
香川県では11月5日以降、三豊市と東かがわ市で鳥インフルエンザが発生しています。
このうち、三豊市では9件が発生していて、殺処分されたニワトリの数は約166万羽にのぼります。
また、狭いエリアで相次いで発生しているため11月5日以降、半径3キロ以内の移動制限が続いています。
三豊市はこれまで単独で対策会議を開催してきましたが、11月24日の国の緊急提言を受け、関係者が連携して行う防疫対策を、国や香川県と協議しました。
会議では、主要道路の消毒を拡大し3つのエリアに分けて散水消毒することや、消毒ポイントを新しく設けることなどを決めました。
(三豊市/山下昭史 市長)
「国、県との連携で『面的消毒』をやると決めてから、来週月曜から始められるということはスピード感持って取り組めたと思う。あとは徹底してやることが重要」
一方、11月8日に発生が確認された東かがわ市では、その後、周辺の養鶏場などでも発生していないことから、12月4日午前0時に移動制限が解除されました。