JR西日本の長谷川社長は13日に大阪で会見し、赤字路線の収支について、廃止ありきではなく今後の鉄道のあり方を地域と協議して考えたいと述べました。
JR西日本は11日、利用客の減少で赤字となっている路線の収支を初めて公表。岡山支社管内では芸備線、姫新線、因美線の3路線、6区間が赤字です。
長谷川社長は、赤字路線については廃止ありきではという意見もあがっていますが、公表はあくまでも現状を理解してもらうためと強調しました。
(JR西日本/長谷川一明 社長)
「何々(廃止)ありきとしてやろうとしているということではございません。どのようにしていこうかということを率直に地域の皆さんと一緒に議論、考えさせていただける機会を願っている」