高校のトイレに生理用品を設置しようと活動している団体が岡山市の高校に生理用品を贈りました。
岡山市の岡山城東高校に生理用品を贈ったのは「生理の貧困」の課題解決をめざして岡山後楽館高校の生徒が立ち上げた「生理革命委員会」のメンバーです。
委員会では実証実験の一環として岡山県の6つの高校にクラウドファンディングで集めたお金で購入した生理用品を贈っています。
6月には県の教育委員会に対して岡山県の高校のトイレに生理用品を設置することを要望しました。その後、岡山県議会で陳情が全会一致で採択されています。
(岡山城東高校 2年/岩尾月乃さん)
「学校生活が楽になる人が増えたらいいなと思っています」
(岡山後楽館高校3年 生理革命委員会/山形萌花さん)
「私たちの活動が広まっていて、つながっているんだなって思いました。もっとたくさんの高校が置いてくれるように申し込みをしてくれれば」
今後、生徒にアンケートを行ったり、どの程度の量が必要かを調べたりして、結果を県教委に報告したいということです。