寒波の今後の見通しについて、気象予報士・野口さんの解説です。
(野口琢矢気象予報士解説) すでに各地で記録的な大雪となっていますが、この先3連休にかけて積雪はさらに増加する見込みです。
雪の予想を見ていくと、このあと21日午後からは東北の日本海側や新潟県で一部紫色の表示、雪雲が集中して強まる予想となっているほか、22日になると西日本の山陰や北陸でも雪が強まります。
特に、若狭湾付近に掛かる活発な雪雲は山を越えて太平洋側にも流れ込むでしょう。
東海道新幹線など交通にも影響する恐れがあります。
さらにその後も、日本海側を中心に3連休いっぱい雪が降ります。
3日間で降る雪の量は、日本海側の多い所で50センチから1メートル。すでに記録的な大雪となっている所に、さらに積雪が増加します。
雪崩や落雪、車の立往生など交通障害にも厳重に警戒が必要です。