大規模な山火事が発生した岩手県大船渡市では、14日から罹災(りさい)証明書の発行が始まりました。
罹災証明書は自宅や所有する建物が被災した人を対象に発行され、支援金や税金の減免など生活再建に向けた支援を受けるために必要となります。
大船渡市では、13日までに住宅だけで102軒の被害が確認されています。
罹災証明を申請した人 「複雑だね、罹災証明で生活できるわけじゃないから。東日本大震災の時は流されなかったから普通の生活できたけど(発行されて)万々歳というわけにはいかない」
市役所には受付開始の14日午前8時半から証明書の発行を求めて、多くの市民が手続きに訪れていました。