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大樹生命 営業職員が金銭詐取 11年間で8000万円以上

経済

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 大樹生命保険の営業職員が契約者から解約返戻金などをだまし取っていた問題で、大樹生命は被害総額が8000万円以上に上るとの調査結果を発表しました。

 大樹生命によりますと、埼玉支社の三郷営業部に所属していた営業職員の女性は2013年5月から2025年1月にかけて、契約者20人から約8130万円をだまし取っていました。

 嘘の説明で契約者に解約させた返戻金や積立金などのほか、虚偽の投資に勧誘してだまし取った金を自分名義の口座や勤務先の親睦会名義の口座に振り込ませていました。

 1人あたりの被害額は最大で約1500万円に上るということです。

 去年10月に契約者がコールセンターに問い合わせたことで発覚し、営業職員は翌月懲戒解雇されました。

 被害金額は大樹生命が弁済したということです。

 被害者への対応に一定のめどがついたとして、大樹生命は営業職員を刑事告発する方向で検討しています。

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