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飛鳥宮跡で大型建物の跡発見 天皇や近い人物使用か

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 奈良県明日香村にある飛鳥時代の宮殿遺跡から、7世紀後半に建てられたとみられる大型の建物の跡が見つかりました。

 奈良県立橿原考古学研究所は、1960年以降続いている「飛鳥宮跡」の発掘調査で、新たに建物の柱の跡を発見したと発表しました。

 柱の跡は1辺が1メートル以上あり、東西におよそ35メートル、南北におよそ15メートルに渡って続いていて、これまで飛鳥宮で見つかった建物跡の中では最大だということです。

 橿原考古学研究所は、当時、宮殿の中枢である「内郭」の外側に3棟の大型の建物が計画的に配置され、天皇もしくは、天皇に非常に近い人物が使っていたとみています。

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