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顧客から約9700万円をだまし取った罪など 野村証券の元社員の男に懲役13年を求刑 岡山

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 顧客に出資話を持ち掛け多額の現金をだまし取った罪などに問われている野村証券の元社員の男の裁判で、検察側は男に懲役13年を求刑しました。

 詐欺などの罪に問われているのは野村証券岡山支店の元社員の男(37)です。

 起訴状などによりますと、男は野村証券を退職後、元同僚と共謀し、証券会社時代の顧客複数人から、あわせて約9700万円をだまし取った罪などに問われています。

 18日の裁判で検察側は「証券会社時代の見知った関係にある顧客を狙って繰り返した卑劣な犯行で、犯行のスキームを作り上げ主導した責任は重い」などとし、懲役13年と罰金300万円を求刑しました。

 一方、弁護側は「顧客から金を預かったのは元同僚で、被告はそれを運用していたにすぎず、詐欺の意図はなかった」などと無罪を主張しました。

 判決は7月4日に言い渡されます。

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