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「尖閣は中国」発言に賠償命令 中国籍男性がNHKラジオで不適切発言 東京地裁

社会

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 NHKの国際放送ラジオで「尖閣諸島は中国の領土」などと発言した中国籍の男性に、東京地裁は1100万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

 去年、NHKのラジオ国際放送などで、中国籍の外部スタッフの男性が「尖閣諸島は中国の領土」「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」などと発言し、NHKが男性に損害賠償を求める裁判を起こしていました。

 1日の判決で東京地裁は「発言はNHKの国際放送業務を妨害し、信用を毀損したものといえるため、不法行為にあたる」などと指摘しました。

 そのうえで、「生放送でなされたという悪質性、役員らが責任を取る事態にまで発展した」として、原告の男性に1100万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

 判決を受けてNHKは「NHKの主張が認められたと評価したい」とコメントしています。

 一方、男性はすでに出国していて、裁判で反論する書面を提出していませんでした。

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