山梨県は今年7月からの2カ月で富士山の登山者から徴収した通行料が約5億9000万円だったと発表しました。
富士山の山梨県側では去年から5合目の登山口に常設のゲートを設け、通行料を1人あたり2000円から4000円に引き上げるなど無謀な弾丸登山を防ぐための規制が行われていました。
県によりますと、今年7月1日から9月10日までの登山者数は14万9713人で、通行料の総額は去年の約2倍の5億9138万4000円に上ったということです。
徴収した通行料は警備員や安全指導員などの人件費、噴火に備えた避難シェルターの設置費用などに充てるとしています。