25人が死亡した大阪市のビル火災を受け、高松市消防局が市内の似た構造のビルの消防設備などを点検しました。
高松市消防局の職員が高松市内町にあるビルを訪れ、消火器や火災報知器を点検した他、避難経路に物が置かれていないかなどを確認しました。
この点検は12月17日に大阪市の雑居ビルで25人が死亡する火事があったのを受け、国から全国の消防本部へ要請があり行われたものです。対象は大阪市のビルと同じように屋内に階段が一つしかなく、3階以上か地下に飲食店など不特定多数が出入りする施設があるビルです。
高松市消防局の管内では234棟が対象で1月末までに全てのビルの点検を終えたいとしています。
(高松市消防局/長尾剛司 次長)
「これまでの立ち入り検査におきまして全ての建物において消防法令上の違反はなく安全が確保されております。避難経路を確実に物品を置かない、こういったところには十分気をつけていただきたい」