ヨルダンのフセイン皇太子がガザ地区の再建について住民を別の土地に移住させることなく目指すとするエジプトの提案を支持する考えを示しました。
フセイン皇太子は16日、カイロでシシ大統領と会談し、パレスチナ人を別の土地に移住させずにガザ地区の再建を直ちに始める必要性を両者が確認しました。
また、中東における恒久的な平和と安定を達成するための唯一の方法は、パレスチナが独立国家を樹立することだとの考えで一致したということです。
ガザ地区を巡っては、アメリカのトランプ大統領が住民をエジプトやヨルダンなどに移住させたうえで再建をする構想を示し、アラブ諸国から非難の声が上がっています。
20日にはサウジアラビアでアラブ5カ国が首脳会議を開き、対応を協議する見込みです。