スズキは、20日に発表した2030年度までの新たな経営計画で、今後6年間で4兆円の成長投資を行うと明らかにしました。
スズキは、軽自動車を中心に製造・販売していますが、2030年度までの6年間で、設備投資と研究開発にそれぞれ2兆円ずつを投資すると発表しました。
このうち1兆2000億円はインドへの投資で、インドでの生産能力を増強し、年400万台の生産体制を目指すとしています。
鈴木社長は、インドは重要な市場と位置付ける一方で、「一カ国に集中する割合は低くしたい」と話し、インドで生産したものをグローバル展開していくとしました。
また、2030年度までに電気自動車=EVのラインナップを拡充するとし、日本で6モデル、インドで4モデルを投入する方針です。