東京・上野動物園で小型のカバ「コビトカバ」の赤ちゃんが14日に産まれました。コビトカバは、タイの動物園で赤ちゃんが去年、世界的な人気になりました。
東京動物園協会によりますと、上野動物園で飼育されているコビトカバのナツメ(13)が14日に雄の赤ちゃんを出産しました。
赤ちゃんの体重は1日の計測でおよそ6キロで、名前はまだ決まっていません。
コビトカバは体長150センチから170センチほどの小型のカバで、去年、タイの動物園で産まれた赤ちゃんの丸々としたフォルムや愛くるしい表情などがSNSを通じて世界的な人気になりました。
国内では5つの動物園などで13頭が飼育されていて、赤ちゃんが産まれるのは2023年3月以来、上野動物園では母親のナツメが産まれて以来、13年ぶりです。
東京動物園協会は、赤ちゃんの名前の公募や一般観覧の開始時期などについてはまだ決まっていないとしています。