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警察庁長官 サイバー空間における「匿名性の打破と中核的人物の検挙」を指示

社会

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 全国のサイバー部門の警察幹部らを集めた会議が東京・千代田区で開かれ、警察庁の楠長官はサイバー空間における「匿名性の打破と中核的人物の検挙」を指示しました。

警察庁 楠芳伸長官 「全国のサイバー部門が一体となって合・共同捜査を推進するなど、匿名性の打破と中核的人物の検挙に向けた取り組みを強化していただきたいと思う」

 警察庁の楠芳伸長官は、「匿名・流動型犯罪グループ」によって特殊詐欺や資金洗浄などにインターネットバンキングや暗号資産などが使われるなどサイバー空間の匿名性が悪用されていることに関し、「甚大な被害が生じている」と述べました。

 そのうえで、楠長官は部門を超えた連携や高度な専門知識・技術の必要性を訴え、サイバー空間における匿名性の打破や中核的人物の検挙を強化するように指示しました。

 また、サイバー部門に関する官民連携や人材の確保・育成について、「急速かつ大きな情勢の変化のなか、これまでの取り組みを不断に見直しつつ、成果を最大化することが求められる」としました。

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