経営再建中の自動車部品大手「マレリホールディングス」について、外資系の金融機関が中心となって経営の立て直しを進めることになりました。
マレリは日本での民事再生法に相当するアメリカの「連邦破産法11条」を申請し、スポンサーを募っていました。
29日の期限までに有力な買い手が見つからなかったことから、当初から再建案を提案していたアメリカの投資ファンド「ストラテジック・バリュー・パートナーズ」やドイツ銀行などのもとで経営を立て直すことになりました。 来年には再建に一定のめどをつけたいということです。
マレリは主要取引先の日産自動車や欧州のステランティスの不振の影響で経営難に陥り、2022年からの3年間で2度、経営破綻をしていました。