水害対策訓練が岡山県高梁市で行われ、去年の豪雨を受けて設置された可動式のポンプが初めて使われました。
訓練は高梁市全域に2日連続で80ミリ以上の雨が降った想定です。成羽町成羽の排水機場では新たに設置された可動式のポンプで用水路の水を川へ排出しました。
この地区は去年の西日本豪雨で排水機場の大型ポンプが一時的に動かず、およそ30軒が浸水しました。市は6月、可動式ポンプ3台を設置し、大型ポンプは今年度中に新しくする方針です。
(住民はー) 「新しいポンプがつくのは来年の3月に最終的には終わるってことになればやはりここに住む住民としては不安でしかないんですよね」
(高梁市成羽地域局/今西俊文 主幹) 「少ない職員で対応するようになるんですけど先手先手で動いて早め早めの対応、ポンプの稼働ということで心掛けております」