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装着型サイボーグ「HAL」を体験しよう 岡山・倉敷市の高校で特別授業

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 高齢者や下半身に障害がある人のサポートなどに使われる装着型サイボーグ「HAL」を使った特別授業が3日、岡山県倉敷市の高校で行われました。

 倉敷市の水島工業高校で行われた特別授業は情報技術科の2年生、約40人が参加しました。    岡山県出身で筑波大学の山海嘉之教授が開発した「HAL」は、脳や筋肉の動きを認識し人の動きをサポートします。  重さ約3キロの腰に装着するタイプなどがあり医療や自立支援、作業支援として使われています。

(記者) 「私も機械を付けてみました。こちら20キロのポリタンクなんですが、このよう腰のサポートが利いて 楽々持ち上げられます」

 付けていないときとは大違いです。

(記者) 「腰にかなりきて重たいです」

 実際に生徒も体験しました。寝たきりの人などに使う医療用では、生体電位信号を読み取るセンサーを腰に付けてから機械を装着します。

 他の生徒も「HAL」の力を体験し、ロボット技術の進化による新しい社会の可能性について学びました。

(体験した生徒はー) 「誰かが力をガッと加えているみたいな、自分じゃない力が働いているみたいな感じですね」 「今後も自分が年を取ったときに、そういったロボットに支えていただけるといいなと思います」

(岡山ロボケアセンター/向谷隆 代表) 「自分が興味をもたないことには、いつまでたっても新しい物は生まれないはずなんです。それは今やっている勉強だけじゃなくて、幅広く興味をもってもらわなければなと」

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