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JR南武線、ワンマン化でご当地発車メロディーを廃止「ドラえもんのうた」など

社会

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 川崎市にあるJR南武線登戸駅では、ドラえもんの歌が聞こえてきます。

 電車の発車を知らせる「ご当地発車メロディー」。別のホームでは「ドラえもんのうた」が流れます。

 JR南武線の登戸駅はドラえもんの作者、藤子・F・不二雄さんのミュージアムが近くにあることから、2016年にドラえもんの主題歌を発車メロディーとして採用しました。

 しかし、JR南武線では今月14日をもってご当地メロディーを廃止することになりました。

 地元の利用者は次のように話します。

地元利用者(20代) 「結構川崎市ならではというものだったので、なくなってしまうのは悲しい」

地元利用者(50代) 「ドラえもんも身近なので、駅に来ると楽しくなるというのがあったので、寂しくてどうにかならないかなと思いました」

 同じJR南武線の武蔵溝ノ口駅の発車メロディーは、人気歌手の平原綾香さんのヒット曲「Jupiter」。平原さんが近くの音楽大学に通っていた縁で、去年7月に採用されたばかりです。

地元利用者(20代) 「ずっと溝ノ口に住んでいるのでびっくりです。もう少し聞いておきたかったな」

地元利用者(50代) 「残念だなと思っています。うちの娘も『あやか』という名前なので、平原綾香さんは大好きだったのでそれに関しても残念だなと思いはあります」

 なぜご当地発車メロディーが廃止になるのでしょうか。

 発車メロディーは、車掌がホームドアに設置されたボタンを押すことで流れますが、JR東日本は、将来的な人手不足も見据えて、今月15日から南武線を運転士のみのワンマン運転に切り替えます。これが廃止のきっかけの1つとなったといいます。

 今後は車両にあるスピーカーから各駅共通の発車メロディーが流れるということです。

(「グッド!モーニング」2025年3月2日放送分より)

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