訓練中の航空自衛隊の戦闘機1機が茨城県沖に墜落した事故について、中谷防衛大臣は搭乗していた隊員が緊急脱出する直前にエンジンの不調を管制官に通報していたことを明らかにしました。
中谷防衛大臣 「エンジンの不調及び推力の低下、これを通報した後、搭乗員が緊急脱出をする事案が発生をいたしました」
一方で、エンジンのトラブルが事故の原因とみているかどうかについては「現在、調査中」と述べるにとどめました。
航空自衛隊では5月にT4練習機が墜落するなど事故が相次いでいます。
中谷大臣は「今後、しっかりと事故原因を究明して必要な対策を取る」と強調しました。