北朝鮮による拉致問題の風化が懸念されるなか、拉致被害者横田めぐみさんの弟・拓也さんが講演し「自分の問題だという視点で聞いてほしい」と中学生に訴えました。
拉致被害者家族会 横田拓也代表 「とても昔の話、過去の話ではありますが、歴史の話をしているわけではないです。現在進行形の未解決な重大・深刻な人権問題を話しているんだということを受け止めていただきながら耳を傾けてほしいと思っています」
8日に行われた「中学生サミット」には、全国から70人ほどの中学生が集まり、拉致問題を「自分事」として捉えるためには何ができるか、グループに分かれて話し合いました。
講演を行った拉致被害者家族会の代表・横田拓也さんは「誰かの話という目線ではなく、国民一人ひとりの問題、自分の問題だという視点でこの問題を聞いてほしい」と中学生に呼び掛けました。