日本維新の会は両院議員総会で前原共同代表の後任を決める選挙を行い、藤田文武前幹事長を国会議員団の代表に選出しました。
藤田新共同代表 「自分たちの身分に捉われず、しがみつかず、まっすぐに進んでいく政党であるという政治姿勢をもう一度思い出し、国民のために頑張っていくという政党に立ち戻って再スタートを切りたい」
藤田新代表は参議院選挙で掲げた社会保障改革や災害時などに首都機能を代替する「副首都構想」などについて、党内で詰めの議論を進め、秋の臨時国会までに骨太政策を発表する方針です。
また、自公政権との連立の可能性について「石破政権と連立を考えることはありえない。自民党の体制が固まらないうちはない」と述べました。
党内の一部から「副首都構想」の実現に向けて連立入りに前向きな声があることについては「副首都構想だけをディールに挙げて連立をすることはない。安易な連立をすれば存在価値が毀損される」と強調しました。
7日に続投が決まった吉村代表と協議し、近く新執行部を発足する予定で、党勢の立て直しに加えて連立入りについてどう判断をするかが焦点となります。