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3番目の太陽系外彗星をハッブル宇宙望遠鏡が撮影

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 太陽系の外側から飛来し現在、太陽の方向に向かっている彗星のこれまでで最も鮮明な画像をNASA(アメリカ航空宇宙局)のハッブル宇宙望遠鏡が撮影しました。

 太陽系の外側から飛来した史上3番目の天体である「3I/ATLAS」は、7月に南米チリの天文台が発見しました。

 現在、木星軌道の内側に位置し、時速約20万キロメートルの猛烈なスピードで太陽の方向へ向かっています。

 ハッブル宇宙望遠鏡による観測では、彗星の「核」と呼ばれる中心部の大きさは直径5.6キロメートルから320メートルと幅があります。

 現時点では、高性能なこの宇宙望遠鏡でも中心部をはっきりと見ることはできません。

 また、太陽で温められた部分から塵が噴出している様子が確認できます。

 3I/ATLASは10月に太陽に最接近した後、太陽系の外側に飛び去っていきます。

 地球への衝突の恐れはありません。

画像:NASAのHPから

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