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フィリピン残留日本人2世が訪日し会見 「元気なうちに国籍取得を」

政治

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 太平洋戦争中にフィリピンで日本人の父親と生き別れ無国籍状態となった男性が日本国籍取得への思いを語りました。

フィリピン残留2世 竹井ホセさん(82) 「私も年齢的に自由に動けることが少なくなってきた。長い距離を歩くことも難しくなってきた。元気でいるうちに日本国籍の取得が叶うことを願っています」

 竹井さんは太平洋戦争の混乱期に日本人の父親と生き別れたため、日本国籍が取得できていません。

 支援団体の調査で父親の身元が分かったため政府が国費で費用を負担し、日本訪問が実現、7日には大阪に住む親族と80年越しに面会して父親の墓参りをしました。

 竹井さんは5日に、家庭裁判所に対して日本国籍取得を申し立てていて、同じように国籍取得を願う残留2世が「少しでも早く願いを叶えられるようお願いします」と日本政府に要望しました。

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